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CAE社では約10 年前からALE 社が提案していた eCell タイプのデザインの実用化に向けてこの BPコーティング技術を用いて開発を進め、 以来 2000 件を超えるフィールドテストや実地の採用実績を重ねて来た結果今では確信を持って、より高次元のフレキソ印刷を指向される印刷現場に以下のようなお約束をすることができます。
- (1)ハニカム 60°セルに比べ一段と高精細なグラフィック印刷が可能
- (2)20% 以上のインク使用量の削減可能
- (3)洗浄効率が格段に向上、初期のアニロックスのスペック長期保存可能
- (4)アニロックスの種類と本数の在庫削減可能
- (5)標準的なスリーブアニロックスでの短納期のご要望に対応可能
- (1) ハニカム 60°セルに比べ一段と高精細なグラフィック印刷が可能になります
- (2) 20% 以上のインク使用量の削減が可能になります
- 垂直方向に拡大されたセルと、BP コーティングの滑らかなセル内面との相乗効果でインクの流動性が向上し、ムダな残肉が最小限になったことによります。この点については、ユーザーから提供された多くの実地テストの結果報告で実証されています。
- 上記はCAEアニロックスロ-ルの表面顕微鏡写真(800倍)です。タイプeCell 1200Lpi(475LCM)セル容量3.4cm3/m2
- 上記はCAEアニロックスロ-ルの表面顕微鏡写真(800倍)です。タイプeCell 1200Lpi(475LCM)セル容量3.4cm3/m2
(3) 洗浄効率が格段に向上し、初期のアニロックスのスペックがより長く保たれます
- BP コーティングがセラミックで問題であった微細気孔の発生率を 0.5% 前後に激減させました。これによりインク残渣がセル内に固着することが減り、時間と共にセル容量の目減りによって起こる印刷品質の低下という問題が少なくなります。
(4) ストックするアニロックスの種類と本数を減らすことが出来ます
- 高線数の eCell でもより大きなセル容量を得られるので、幾つかの低線数ロールによる仕様に共用することが出来ます。
(5) 標準的なスリーブアニロックスでの短納期のご要望にお応えします
- CAE社は軸付き、スリーブに拘わらず全て内製しており、特に有力フレキソOEMが採用しているスリーブは常にベースを在庫しております。これによりご注文から 1 週間程度で完成品の工場出荷が可能です。
CAE が eCell タイプのアニロックスでお約束する5つの事
ハニカム 60°セルの場合、800lpi で可能なインクボリュームの最大値は約 3BCM でしたが、eCellでは同じ容量を 1100lpi で得る事が出来ると同時に今までと同じ刷版が使用出来るので、ドットゲインが減少します。
左:従来のハニカム60°セル | 右:eCell |